小学生って事故が多いの?
通学路って誰が決めているの?
交通安全で注意するべきポイントは?
そんな疑問を解決します。
新一年生のお子さんを持つ親なら、登校下校の通学路心配ですよね。
交通事故にあわないか?物騒な時代なので不審者などに会わないか?
小学生の交通事故は多いものなのでしょうか?そもそも、通学路やスクールゾーンとは誰が決めているのでしょうか?
一人で登下校させるのは不安!付き添ってあげるならどんなことに注意したら良いのでしょうか?
考え出せばきりがないほどあれコレ考えてしまいます。
交通安全教育のポイントなどを解説していきます。
小学校1年生の交通事故が多い

2013年~2017年で歩行中の小学生の死傷者は、5年間で2万7,264人
事故にあったのは、小学1年生の7,461人で、小学6年生の2,085人
死者は小学1年生の32人、小学6年生の4人となっています。
警視庁
事故が多いのは登下校中で横断歩道歩行中に交差点内での衝突事故です。
一人歩きデビューやはじめての一人歩きなどと言われますが、まだまだ、交通ルールや歩き方を身につけているとは言えません。
通学路(スクールゾーン)とは
1970年の交通安全対策基本法24条を根拠に72年の春の交通安全運動から実施されています。
警察
校長先生
PTAの役員
地域のボランティアさん
老人クラブなど
多くの人で協議して、最も安全であろうルートを通学路(スクールゾーン)としています。
学校を中心に概ね500mの範囲
午前は7:00から9:30頃登校時間と午後は下校時間の15:00頃
交通安全教育のポイント

横断歩道
事故の場所でもっとも多いのは横断歩道です。横断歩道の渡り方、注意するべきことを繰り返し徹底して教えましょう。
「信号の赤青」
「右左の確認」
「走らずに立ち止まる」
信号が青の時でも車がしっかり止まっていることを確認させてから渡るように指導するのも良いでしょう。
子供の目線の高さで
見通しの悪い場所は大人が子供の目線になって教えてあげないと伝わりません。
なので、必ず目線を合わせてあげること
そして、危険予知能力をつけさせることが大切です。
危険予知能力とはこれから起こるであろう危険を察知する能力です。
具体的には、目では見えない車でも「耳から聞こえる音」や「地面の振動」で車が来ていることを察知できます。
車が通る音を耳で聞かせる
目で見えづらい場所を教える
車が通る振動を感じさせる
子供の場合は、交通に対する経験が浅く予知することが困難です。親が変わってこの後起きることを予知して繰り返し教えてあげましょう。
まとめ
交通事故が最も多いのでは小学校1年生
交通事故発生場所は横断歩道
通学路(スクールゾーン)は自治体関係者や警察、PTA、校長などが協議の上決定している。
交通安全のポイントは、交差点のでルールと子供の目線に立って繰り返し教え込むことが大切。
子供と一緒に登下校して危険なポイントを子供と共有し、親は繰り返し教え込みましょう!

