育児真っ只中の子供がいるのに、旦那の帰りが遅い!
ワンオペ育児じゃん!
もっと協力的になれないの?
そんな悩みを解決します。
子供がいて共働きの世帯多いですよね。奥さんばかりが大変な思いをして旦那さんの帰りが遅いなんてこともありますね。
全く家事や育児に協力的じゃない!これって「ワンオペ育児じゃん!」
双方言い分がありますが実際はどうなんでしょうか?
旦那の帰りが遅い原因や共働きで子育てを円満に進める対策を紹介します。
Contents
共働き世帯の現状
育児をしながら働く女性は多い
平成29年 育児をしている女性の有業率

女性は全体で64%が就労していることがわかります。
共働き世帯は48%。地域差が結構ある

全国平均は48.8%が共働き世帯。福井・山形・富山が多い。
世帯主と配偶者の平均月収と年収
世帯平均 | 世帯主平均 | 配偶者平均 | |
月収 | 578,909円 | 441,141円 | 137,767円 |
年収 | 6,946,908円 | 5,293,692円 | 1,653,204円 |
引用:厚生労働省平成28年国民生活基礎調査の概況
世帯年収は700万円くらいそのうち165万円は配偶者が稼いでいることになります。これは地位差もあるので単純な平均値だけでは考えられないので地域による世帯収入を押さえておく必要があります。世帯の年間収入マップ
実は専業主婦の労働を年収換算すると500万円の価値があると言われています。
年収ベースでみると相当な労働量であることがわかると思います。
共働きの場合は奥さんも仕事していますので、家事+仕事の収入になります。旦那さんよりも稼いじゃっているかもしれません。
旦那さんは奥さんのただ単に給与所得だけをみて判断してはいけません。仕事以外の家事だって労働としてみればそれだけ大変なことか理解できると思います。
ワンオペ育児になる背景
男性と女性で育児に費やす時間はまだまだ違う

男性は1時間未満。女性は4〜6時間未満が多いですね。
女性の方が圧倒的に育児に費やす時間が長いです。
共働きなので子供の育児を始め習い事や学童保育の送迎、家事など全て妻に負担となっているのに
旦那は毎日22時以降に帰宅。子供を寝かしつけているのも、お風呂に入れているのも妻
「早く帰って来れる仕事へ転職して!」なんて言いたくなります。
(30代 医療職)
育児や家事は女性の仕事と言う考え方は古いと言われますが、実際はまだまだ女性が家事の中心であり、男性の参加は1時間未満とほとんど参加できていません。
家事・育児は妻一人が行うのは不公平で不満につながります。
働く旦那さんの平均的帰宅時間は?通勤に費やされる時間は?

地域別通勤時間

引用:平成 28 年社会生活基本調査 ― 生活時間に関する結果 ―
日本は特に22時以降での帰りが多いようです。これは移動時間が長いことが原因かもしれません。
私は毎日23時以降の帰宅となり、妻には帰りが遅くストレスだと責められます。
20時をすぎるとイライラLINEが止まりません。仕事にも集中できず困ったものです。
長時間働くのがいいことだとは思いませんが、こんなに毎日毎日なじられないといけないことなのでしょうか。
(20代 SE職)
帰宅時間だけを見てしまうと遅いの一択になりがちですが、通勤などに費やされる移動時間も考えてあげてもよいですね。
LINEでの早く帰ってこいメールの嵐は考えものですね。旦那さんだって早く帰ると家事や育児をしないといけないので、遅く帰っているわけではないのであれば、話し合いで解決できるはずです。
旦那の帰りが遅いことによる不協和音への対策
家事の分業に公平性があるか否かが満足度と影響する
夫の仕事の地位や収入より、夫婦間の地位の不一致が影響
家事や育児に対す認識のズレが大きな原因です。じっくりと話し合いましょう。
平日は仕事で時間が取れず帰りが遅いのは多めに見てあげたとしても、休日は家事や育児には協力していもらうように話し合うとかお互い寄り添う姿勢が必要になります。
仕事のやり直しはできても子育てのやり直しはできません。

まとめ
育児をしながら働く女性は多い
育児に費やす時間は男性は1時間未満
旦那さんの帰宅時間は22時以降が多い、通勤時間が長いことも原因
家事や育児に対す認識のズレが大きな原因です。じっくりと話し合いましょう。

