まったく競争心がないんだけど、こいつ大丈夫?
競争心がない人の長所や短所は?
競争心がない人の特徴は?
競争心がない人への改善策は?
そんな疑問を解決します。
会社組織では競争心やライバル心がほとんどない人っていますよね。
そんな人は会社でも存在感が薄く、「本当にやる気あるの?」なんて感じ。
そんな競争心やライバル心がない人の長所や短所はなんなのでしょうか?特徴から改善策をいくつか解説していきます。
Contents
競争心やライバル心がない人の特徴
人間関係の深まりを避ける
会社組織にはいろんな人がいますよね。心理学の分野では人をタイプ別に分類している人もいます。
①「群れ志向群」=友人関係の深刻さを避け、楽しさを求め一緒にいることを好む
②「対人退去群」=対人関係の深まりを避け、他者からの評価を気にする
③「やさしさ群」=心を打ち明け一人の友人との関係を大切にする
競争心やライバル心がない人は、②のタイプが多いと思います。
自分の意見がなく、他人と同調する
自分の意見を持っていない訳ではありません。自分の意見をうまく発言できないことが多いです。
グループの中の多数意見に賛同しておく方が無難であると考えます。多くの場面でベストではなく、ベターな選択をします。
組織の中では目立たない存在のことが多い
自分を全面的にアピールすることを嫌う傾向にあるので、組織の中では目立たない存在であることが多いです。
かといって協調性がかけている訳でもありません。どちらかというと協調的に動こうとするタイプです。
他人の目をいつも気にしている
競争心やライバル心を表面化しませんが、他人の目を気にしています。「他人と比較して自分はどうなのか?」と分析していることがあります。
競争心が強い人よりもむしろ他人と比較しているかもしれません。
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競争心やライバル心がない人の長所
基本的には優しい
組織の中では存在感はないですが、いろんな疑問や相談には乗ってくれます。
相談して帰ってくるアドバイスも意外と的を得た回答であることが多いです。
実はコツコツを努力を続けている
見えないところでコツコツと努力している。
自分をうまく表現できないかしないだけなので、自分の意見やビジョンを持っていないわけではありません。
実は心の奥底で熱いものを持っていて地道に努力している人が多いです。
自分や他者を客観視している
自己分析や組織を冷静に分析していてあえて目立たない様にしている人もいます。そういった人は表現しないだけです。
組織の問題点を捉えていたりしますので、アドバイスをもらうと的確な指摘があるかもしれません。
競争心やライバル心がない人の短所
率先して自分から動くことはない
何と言っても積極性がなく見えてしまうことでしょうね。
自分を全面の表現するタイプではないので、どうしても消極的であると評価されてしまいます。
ディスカッションが苦手
意見のぶつかり合いや口論を避けます。
自分の意見よりも他人との同調を先行して考えてしまう傾向にあります。
プレゼンをうまくできない
口下手であることも多いです。プレゼンも基本的には下手です。
ただ下手なだけで内容をよくよく見てみると悪くはありません。
しかし、日常での積極性のなさや存在感のなさから、いざプレゼンをしていも高評価になることはないでしょう。
競争心・ライバル心は強ければ良い訳ではない!
競争心が強い人は、実は精神を病む?
高校2年生を対象として中国の研究では、社会における競争心の強さを知覚している生徒ほど、個人の能力が個人の社会的価値を認識しやすく、自己受容感が低い結果となった。
また、競争社会価値観は間接的に精神状態(不安や抑うつ)を低下させていた。
競争心が強すぎるのも考えものでしょうね。結果としてメンタルを病んでしまう原因になることもある様です。
つまり、競争心・ライバル心がないことも問題ですが、強ければ良いと言う訳でもないようです。いつも、他人と比較し続ける人生に問題がありますね。
競争心やライバル心がない人への改善策
誰かの力をかりて意見を言ってみる
一人で考えを表現することができないのであれば、誰かの力をかりましょう。仲の良い職場の同僚でも構いません。
「今日は自分が意見を言ってみるから、少しだけサポートしてほしい!」と言いましょう。まずは同僚に意見の内容を聞いてもらい事前にアドバイスをもらっておきます。
それから、自分の主張を表現します。その時同僚は否定的意見ではなくサポートしてくれる様な関わりをしてくれるでしょう。
独り言で自分の意見を表現する練習
他人がいない状態で自分の意見を表現する練習をしてみましょう。
例えば、トイレやお風呂、車の中でも構いません。一人っきりになれる環境を作ります。
そこで、自分の思っていることをなんでも構いませんので言ってみてください。その声をスマホで録音します。
その声をもう一度自分で聞いてみてください。その声や内容を他人が聞いてどう思うか?それを分析してみましょう。
きっと自分の考えを表現できるきっかけになるでしょう。
うまく喋れなくても、伝われば大丈夫。プレゼンがうまくないと仕事全部が出来ないみたいな扱いを受ける。プレゼンと仕事とを切り離して考えられない上司が悪い。プレゼンは相手に伝える為のテクニックだか、伝わることが大切ですよね。上手く喋れることではない。
— もりだい@エンジニア挑戦中 (@moridai1104) October 9, 2021
ライバルは自分!
大切な事を言います。人生はみんな同じスタートラインでは無いし、車や自転車に乗っている人、裸足で走っている人もいる。人生って言うレースの中でも条件がさまざま。なのに、他人と比べて一喜一憂。つまり、人生において他人と比較すること自体がおかしな話。だから、自分のレースだけに集中で大丈夫
— もりだい@エンジニア挑戦中 (@moridai1104) September 30, 2021
他者と比較し続ける思考を変えていきましょう。あなたは自分を冷静に分析できています。だた、一歩踏み出す勇気がなかったり恐怖が勝っている状態です。
競争心・ライバル心がない人の特徴でもあげましたが、「他人の目を気にする」これだ最大の問題です。
資本主義社会ではどうしても数値が目標とされることが多いです。ですから、いつも誰かと比較されることは仕方がありません。
でも、常に自分以外の人に目を向け続けていても、他人からみる自分を見ているだけではないでしょうか?
なので、過去の自分と比較して今日の自分がどうだったのか?そこにフォーカスしましょう。
まとめ
競争心やライバル心がない人は、自分の意見を表現できていないだけで、むしろ自分や他人を冷静に分析していることが多いです。
組織の中では存在感が薄く仕事でも積極的に動く方ではないので、職場での評価は良くはないでしょう。
改善策としては、誰かの力をかりで自分の主張を表現してみたり、一人っきりになり自己表現の練習をすると効果的でしょう。
会社組織では競争心やライバル心がないことは悪いことではありません。しかし、自分の意見を殺していつもベターな選択ばかりしていると、社会では低く評価されてしまうのは損です。
でも、他人と比較し続けると自己評価を低く見積もり過ぎてしまいます。そうなると自分から行動することができなるなりますので、他人と比較し続けることはやめましょう。
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