職場で愚痴・悪口・文句ばかり言う部下はなぜそんなことするの?
そんな部下への対処方法は?
そんな疑問を解決します。
いつも愚痴や不平不満ばかり言って、他の職員の悪口も言っている。そんな部下いませんか?
指摘しても反抗的な態度をとっていうことを全く聞こうともしません。
そんな部下は上司からすると「やる気のない部下」よりももっと評価を下げてしまうことでしょう。
でも、人手不足で切ることもできないし、仕事が全くできないわけでもない。
今回は、職場で愚痴・不平不満・悪口ばかり言っている厄介な部下への対処方法を紹介します。
Contents
どうしていつも愚痴と文句ばかり言うのか?
なぜ?愚痴と文句ばかり言うの?
自分が認められていないと感じている
自分が必要ではないと感じている
自分の存在価値がないと感じている
職場を荒らしてばかりで愚痴ばかり言っている奴って必ずいます。そんな人は、「グレている子供」だと思ってください。
グレている子供は自分の居場所や存在価値を見出すことができなく、周りから注目させることで存在価値を見出します。
つまり、周りから必要とされていないと感じている訳です。
歪んだ存在価値の示し方をしているがために、組織からは「問題児」として扱われます。
その問題児をそのまま放置して置くと「腐ったミカン」方式にみんなが腐った組織へと変化してしまいます。
その部下を放置するのではなく、しっかりと面倒を見ていくことが大切です。
しかし、面倒の見方には部下が求めていることを満たしながら進めることが必要です。
不平不満・愚痴・悪口ばかり言っている部下への正しい対処方法
ベースのコミュニケーションをとる
態度の悪い部下なので色々とミスをしたり、指摘しないといけない部分は多々あります。
そこをダイレクトて指導するのはなく、日々の関わりから意識的にコミュニケーションをとりましょう。
その時、部下を「どうにもならない奴だ」と思わないで、その部下の良いところを見る様に意識しましょう。
そして、仕事以外のことに焦点を当ててコミュニケーションをとってみることも大切です。
以外と知らない一面があったりします。
認めてあげる。心底信頼する。
愚痴や悪口ばかり言ってる部下なので上司からすると「問題児」です。
そんな奴どうやって認めるのよ!って思いますが、、、
でも、認めるんです。部下を「承認」してあげることです。
まずは良い所を認めて関わっていきましょう。
なんでも良い少しでも良いと感じたところを「認める」「褒める」ことから始めましょう。
じっくりと時間をかける
部下はきっと自分を認めてくれる人ではないと感じているはずです。
上司は必死に指導するでしょう。でも悪循環です。
良くある話ですが、上司が「こんなに時間をかけているのに全く部下が変化しない。」と諦めてしまい、「あいつにはいくら言っても駄目だ」となります。
人が変化するには相当な時間がかかります。
結果を急いではいけません。
まずは、指摘するためのベースのコミュニケーションに時間をかけましょう。それがないといくら言ってもダメです。
部下は基本的には変わらないと考える
部下を承認したからといって返って来るアクションが必ずしも良いものではないことが圧倒的に多いです。
上司や管理職は承認欲求は捨て去りましょう。
少々矛盾した話になりますが
部下を承認するが自分は承認欲求を捨て、部下なんか変わりはしないが関わり続けると誓うしかありません。
部下が正直に反応してくれたら関わりがいもありますが、そんなに簡単なものではありません。
時間もかかります。上司の気持ちの在りようは「give and take」ではなく「give and give」です。
与え続ける!返ってこなくても与え続ける!それがいつか変われば御の字と考えていきましょう。
排除するべきか?。。。
それは一番やってはいけないことです。
仮にその部下を排除したとします。排除された部下の一部始終を他の部下も見ているはずです。
その部下を排除しても必ず同じ様な部下が生まれてきます。「いたちごっこ」ってことでしょうね。
排除するのではなく根気強く関わっていくことが大切です。
まとめ
職場の不平不満・愚痴・悪口ばかり言っている部下には理由がある。
自分が認められず、存在価値がないと感じている。
対処方法は、「ベースのコミュニケーションをとる」「信頼し続け、承認する」「時間をかける」「結果を期待しない」「排除しない」
不平不満・愚痴・悪口ばかり言っている部下を正しく扱えないと、いつまでたっても退職率は下がらないでしょう。
根気強く関わり続ける!それ以外に方法はありません。
それでもどうしてもダメなら。。。