職場の神経質な人ってどうしてあんな性格なの?
神経質な人への対処方法は?
そんな疑問を解決します。
職場に神経質な人っていますよね。何かと完璧主義者で職場では少々浮いていたり、うざいと感じるような人です。
周囲には他人を否定したり、やたらと態度がでかい、愚痴や悪口ばかり言っているので、一緒に仕事したくないと思われがち。
そんな神経質な人の特徴や対処方法を理解しておくと関わりやすくなると思います。
今回は、そんな神経質な人の特徴と対処方法について解説していきます。
Contents
神経質な人の性格特性
相反する考えの共存
人は皆、相反する考えを持っています。
例えば
「めっちゃ仕事ができる自分でありたい」でも「うまくいかなかったり、失敗したらどうしよう」
そんな相反する考えを持ち合わせています。
神経質な人は、相反する考えが極端過ぎることが特徴です。
「旺盛な生の欲求」と「強い自己内省」を合わせ持っています。
「旺盛な生の欲求」とは、偉くなりたいやもっと向上したいなどの欲求のことです。
「強い自己内省」とは、自己観察能力敏感で感受性が豊かなです。
欲求が強いのでその分不安や恐怖心が発生しています。その両面観があることが悩みであり受け入れがたい現実にも直面し苦労するわけです。
理想の自分に近づきたいがための苦悩
より良く生きたい欲望と現実はかけ離れている人に対して、強い反省心で考え悩んでしまいます。
より良く生きれない悩みから解放されるように、行動や思考などを悪循環に陥ってしまいます。
なぜ、自分だけがこんなに悩み苦しむのかと考え込んでしまいます。
悩みから解放されようと悪循環な思考と行動は、他者を否定したり、能力が低い人ばかりを責めたりします。
小心者で慎重な性格であるが、それを嫌がり同僚や目上に人へ堂々としていようとして、横柄な態度をとることがあります。
神経質な人の特徴
完璧主義
細部にまでこだわりがあり、完璧主義です。
徹底して取り組み完璧さを追求します。
それ自体は仕事を最後までしっかりと取り組むので良いことなんですが、その完璧さを他人にも求めたり、完璧にできない自分をとことん責めたりします。
時には、想い通りにならないことになげやりになったりします。
「完璧でありたい自分」と「できない自分を許せない自分」が共存しています。
他人の意見を聞かない、我流で進める
細部にまで完璧な考えをもって取り組んでいるので、他人の意見を聞き入れません。
なにより自分が一番頑張っているし誰よりも考え抜いている完璧な自分でありたいからです。
他者からの意見はそうそう聞き入れることはできないですし、それを許すとできない自分になってしまうし、それを受け入れるのが辛いのです。
だから、他人の意見をより一層はね返そうとするようになります。
他人の粗探しをする
他人の悪いところが目についてしまいます。
それは自分がこんなに頑張っているのにどうしてあの人はこれだけしか、、、と思うことがあります。
それだけこだわりが強い性格特性と持っています。
そして、できない自分を反省するあまりに、できないのは環境が悪いんだと他人や環境を責めたりします。
神経質な人への関わり方
不安や悩みを考え過ぎない
ありのままを受け入れることが重要です。
ありのままとは、そのように苦悩することは当然の反応であり、悩み苦しむことは当たり前であるとすることです。
不安や悩みを過剰に自分で解決しようとしていることが原因です。
どうしようもないものはどうしようもないと思うことが大切です。
そして、神経質な性格特性を自分自身が受け入れることが必要です。
理想の自分を意識し過ぎない
より良く生きたい理想像があまりにも高すぎる目標であったり、あまりにも現実からかけ離れている。もしくは意識し過ぎていることがあります。
理想の自分へ近づけいない時の感情を自分で理解することも必要です。
理想の自分がある自体は皆そうでありますが、理想の自分になれないことへ意識しても近づけないことを理解していもらいましょう。
皆当然で自然のことであるとわかってもらいましょう。
仕事内容を制限
神経質な特性を持っている人であると考えてあげましょう。
必要以上に悩み苦しむ人で、その悩みから逃れようと他者を批判したり攻撃したりします。
うまく承認され生の欲求が満たされているうちは良いのですが、現実と理想が離れると反省し過ぎる傾向にあります。
対人関係を修正しようとするよりは、仕事の内容を見直すことが先決でしょう。
神経質な人は完璧主義者でなんでもできる自分でありたい欲望があります。
それがうまくいっていないと感じてしまうことが問題ですので、仕事内容とうまくいくことだけに制限してあげましょう。
肯定し承認してあげる
他人の評価を極端に意識している性格特性もあります。
「それで良いよ!頑張っているね!」
「ただ頑張りすぎないでね。肩の力を抜いてね!」
承認してあげる言葉と頑張り過ぎない言葉を同時に入れる
まとめ
完璧な自分でありたい、そしてその努力は誰よりもしている。だから自分が一番できる。でも、、、今の自分は理想とは違う。だからといって他人のアドバイスをそのまま聞き入れてしまうと、できない自分を受け入れることになる。それが恐怖で不安。
そんな毎日です。
そのスパイラルから抜け出すには、自身の性格特性を理解することと、〇〇過ぎないことです。
理想の自分を求め過ぎない。できない自分を責め過ぎない。これをうまくコントロールしてあげることが大切です。
神経質な人を理解してあげて、神経質な人とうまく付き合っていきます。