色々と部下に指導をしたくても強くは言えない時代。
うまく叱れると部下の教育はスムーズに進みますが、感情的に叱ってしまうとすぐにパワハラだとかと言われてしまうので叱りにくいですよね。
ちょっと叱っただけでもすぐに泣いてしまう女性部下も意外と少なくないと思います。
そんな扱いづらい女性部下への正しい叱り方について解説していきます。
叱りにくい女性部下への上司の正しい叱り方
見て見ぬふりをせず、しっかり指摘
女性部下はすぐに泣いたり・いじけたりするのでダメなことがあったとしても見て見ぬふりをしてしまいがちです。
しかし、周りの部下たちはそういった上司の態度をしっかりと観察されています。
気が付いたらその場ですぐに指摘しましょう。
一人を許すと部下全員を見て見ぬふりをして、許すことになることを十分に理解しておきましょう。
感情的に叱らない
昔ながらの指導や叱り方の上司の人は、具体的に指摘することよりも先行して感情的な言葉を発していることが多いはずです。
叱る前に頭の中で何を指摘して改善させたいのかをリハーサルしてから叱ると良いでしょう。
特に女性の場合は感情的な言葉に対して、思考をシャットダウンしてしまう人がいます。そういった人の場合は指摘された内容よりも一方的に叱られた感情のみが残ってしまいますので注意が必要です。
具体的に「褒める」と「叱る」をセットで
叱ることと褒めることをセットですることも効果的です。
叱る前に褒めることを心がけてください。でも、その褒め方にも少し気を使う必要があります。
例えば、「今日の髪型良いね!」「最近、雰囲気良いね!」などの抽象的な事柄ではなく、具体的な事柄を褒めてください。
「プレズン資料のスライドが見やすくなったね!」「接客の言葉使いが丁寧になったね!」などと具体的にどこがどうよくなったのかを褒めてあげると、これから叱るワンクッションは完璧です。
涙に翻弄されない
女性の涙は男性とっては「困る」「面倒くさい」などの心理が働きます。
なので、できるだけ泣かないでほしい訳ですが、すぐ泣く女性部下も少なくありませんが、仕事上叱らないといけない場面がありますね。
なので、男性上司は強く叱れなかったり、泣いてしまったらすぐに叱るのをやめてしまうことが多いと思います。
しかし、女性の涙に翻弄されている以上叱ることは一生できません。女性は喜怒哀楽が激しいものです。
上司は涙などに翻弄されず、冷静に淡々と対応しましょう。
まとめ
見て見ぬふりをせず、気がついたらすぐに指摘
感情的にならずに、一息置いてから叱る
褒めると叱るをセットで
女性の涙に流されずに淡々と叱る