職場管理者であれば人事考課や査定などで職員面談は必要ですよね。でも、部下からすると最も嫌なことかもしれません。
部下は「いろいろ指摘されるよ!」「結局面談だって言うけど一方的じゃん!」って思っている部下も少なくありません。
職員面談もうまくできれば部下のモチベーションを上げることもできます。
今回は、部下のモチベーションを上げる職員面談での質問事項について解説します。
Contents
職員面談は部下とのコミュニケーションの場
コミュニケーションを一方通行ではありませんよね。会話のキャッチボールです。
得てして、職員面談では自分の地位が上であることを誇示してしまう上司がいます。これは一番ダメです。
部下と上司の会話の比率ですが部下80%で上司20%くらいの感じが良いと思います。
職員面談では部下にいっぱい話させるようにしてください。
職員面談の時にだけ指摘・指導しない
職員面談では部下の日頃の仕事ぶりを評価したり指摘したりする必要があることには間違いありません。しかし、ここぞとばかりに面談で指導や指摘するのは良くありません。
日頃から仕事ぶりを気にかけ指導して行きながら、面談時に評価結果と合わせて指摘してあげてください。
そうしないと、面談時の時だけとってつけたようにいろいろ指摘してくるように部下は感じてしまいます。
日頃から仕事ぶりを気にかけている。見てくれているということを部下を敏感に感じているはずです。
まずは仕事の会話ではなくたわいもない話を部下とするように心がけることも良いですね。質より量が必要です。
モチベーションを上げる質問事項
仕事で大事にしていることは?
自身の仕事ぶりを振り返るきっかけにもなります。
例えば生活のためだけに仕事をしている人であれば、仕事で大切にしていることは定時に終わることであったり、給与面であったりします。
ママさんであれば、子育てに対する職場の理解であったりします。
上司としては仕事に対する部下との認識の差を埋めるきっかけにもなりますので、効果的な質問です。
日頃悩んでいることはない?なんでもいいよ!
仕事以外のことはプライベートなのでって思いがちですが、仕事以外のことを色々相談できる上司が理想ですよね。
信頼関係があまり構築できていない部下とは難しい質問かもしれません。部下とのコミュニケーションがある程度取れているのであればさらにラポートを構築することができるでしょう。
日頃から仕事の話ばかりをしているので仕事以外のことに話題を向けるのも効果的です。
部下からするとなんでも悩みを聞いてもらえる環境と感じるはずです。
面談がうまくいけば、ミスを恐れることなく挑戦できるとモチベーションを上げることもできるでしょう。
認めてあげて課題を提示
人は誰しも承認欲求があります。
ただ、人によって承認されるという認識が違うこともありますが、上司から直接言葉で伝えられることは決して悪いことではありません。
まずは承認した上で、課題を提示したり評価の話をする順序の方が面談での印象は変わってきますね。
部下にとってはモチベーション向上につながります。
まとめ
職員面談は部下とのコミュニケーションの場
職員面談の時にだけ指摘・指導しない
効果的な質問は、「仕事で大事にしていることは?」「日頃悩んでいることはない?なんでもいいよ!」「認めてあげて課題を提示」