最近、モンスター社員って言葉を良く聞くことがありますね。
皆さんの職場にもモンスター職員と言われる人がいるのではないでしょうか?!他の職員とは違い仕事に対する姿勢や言葉使いが常識を外れている。
また、先輩や上司からの指導も全く聞く耳を持たず自分勝手な行動ばかりとる職員居ると思います。
そんな、厄介なモンスター社員を野放しにしておくと、会社全体の風紀が乱れ会社組織の運営そのものができなくなり、会社を潰されることもあるんです。
だからと言って、昔の様に「くび!!!」なんてできる時代ではありません。
では、どのようにモンスター社員を対処していけばよいのでしょうか?
モンスター社員の弱点や正しい対処方法について解説していきます。
Contents
そもそも、モンスター社員とは

モンスター社員とは
仕事に対する姿勢や行動、職場や職場で関わる人への言動や態度が極端に常識外れな社員のことです。あり得ない主張や批判を繰り返し、周りの人に迷惑をかけ、業務のスムーズな進行を妨げます。
考えもつかないような言いがかりや難癖をつけたり、自分の都合だけを考えた主張や行動をとったりします。高圧的なイメージがあるかもしれませんが、弱者のような振る舞いで非常識な主張をすることもあるようです。
モンスター社員の弱点① 承認欲求と自由の欲求が抑制できない
人は誰しもが認められたいが自由にもなりたい。
認められるためには、その場の空気を読みながら行動することが必要になるが、自由の欲求は真逆になります。
自由の欲求が強いと協調的な行動にはならず、自分勝手な行動であると評価されてしまうので承認されないことになります。
自分も自由に行動したいが認められるためには、その場の空気を読み仕事をして承認される必要があります。
一見矛盾していると感じるかもしれませんが、その真逆の考えのバランスの中で仕事をしていると考えても良いでしょう。
つまり、モンスター職員は過度に承認欲求が強くなっていたり、自由の欲求が強い職員とも言えます。
モンスター社員の弱点② 思考の狭小化
モンスター社員は指摘を正しく受け入れることができません。その原因には思考が偏ったり、狭い世界しか見ていないので他人からの意見もうまく理解ができないのです。
理解できないだけでなく、ネガティブに捉えてしまい、被害妄想や攻撃的に解釈していしまうことさえあります。
モンスター社員の弱点③ キャパが小さい
モンスター職員は多様性が乏しいです。仕事を依頼してもうまくできなかったり、要領よく対応することができないことが多いです。
その原因は仕事をこなすキャパが小さいことにあります。仕事だけではなくマルチタスクができないです。
それを自覚している社員はできないことを要求されると、できない自分を隠すようにいろんな方法でモンスター社員へと変貌するようです。
モンスター社員への正しい対処方法
無知からくるモンスター社員
本人の性格や無知が原因でモンスター社員になっている人がいます。
この場合は、職場内のルールや労働に関する知識が不足したまま仕事をしている結果、認知フレームのずれが原因でぶつかり合っていることがあります。
コミュニケーションが希薄であることが原因と考えられます。
本人が攻撃的な性格であればコミュニケーションを取ること自体を避けてしまいがちですが、むしろ積極的にコミュニケーションを取り、仕事の認識やルールのずれを埋め合わせることが効果的です。
悪意のあるモンスター社員
この場合が一番厄介です。勝手に残業して残業代を申請したり、年休は自分の権利なのだから全部取得します。など自分の権利ばかりを主張してきます。
労働に関する知識もそこそこあるケースが多く。あまり強く指導をすることができないでしょう。
対処方法は、就業規則をしっかりと見直すところから始めましょう。
労働時間と休日の日数
残業時間の上限時間
職場での規律
懲戒解雇の条件
最低限これくらいは整備しておくことが必要です。
悪意のあるモンスター社員へは口で言ってもなかなか難しいケースが多いです。法やルールで縛り対処する方法が良いでしょう。
モンスター社員だけが問題ではない
上司によるパワハラの横行やコミュニケーション不足が問題なっているケースは少なくありません。
職員の要求にしっかりと耳を傾けることも上司の大切な役割です。
まとめ
モンスター社員とは、仕事に対する姿勢や行動、職場や職場で関わる人への言動や態度が極端に常識外れな社員のこと
モンスター社員の弱点①承認欲求と自由の欲求が抑制できない。②思考の狭小化。③キャパが小さい。
モンスター社員への正しい対処方法①積極的にコミュニケーションを取り、仕事の認識やルールのずれを埋め合わせる。②法やルールで縛る
モンスター社員になってしまう原因には、上司によるパワハラの横行やコミュニケーション不足が問題なっているケースも