新任で管理職に任命されるとまずはなにをしようかとあたふたしてしまうことがあります。
新任だからって甘く見られない現実
管理職になれば自分の思うようにできるなんて妄想はやめましょう。現実はそんなに甘くありません。新任管理職は特に実績もなにもありません。
そんな時は自分が管理職になると部下や社員に何ができるのか整理するのも良いと思います。
自分の中の管理職像が出来上がってきますし、周りもそのような目線になってきます。
そうすることで管理職としての心構えが構築されます。
では、チームや組織を強くするためには新任管理職はどのような心構えで仕事をするべきなのでしょうか?
Contents
新任管理職がおさえるべき7つの心構え
部下のストレスを緩和する
管理職になると多くの時間を費やすのが人の管理です。中でも部下のことをよく観察し不満を事前に汲み取ってあげる仕事が大切になります。
どんな部下でも不満はあります。解決できる不満とそうでない不満があります。管理者はその組織の目指す方向を繰り返し教え込む必要があります。
チームが効率的に動けるように配慮する
適材適所という言葉があります。管理者はその部下に適した役割を与えることが重要な仕事になります。
しかし、適所がたくさんないとその人にあった場所へ配置することができません。
適所がない時はその部下に明確なゴールを提示することで動き出せる部下も多くいるはずです。
部下の成長を喜んであげる
新任管理者は自分より右に出る部下を嫌がる傾向にあります。誰しも他人より上位に居たいのが本心です。しかし、仕事をする上ではその欲求を抑え込まないといけません。
自分より優秀な部下をコントロールしていくことが組織が成長するためには重要だからです。
なので、部下の成長を心底喜んで、みんなの前で称賛してあげましょう。
経営陣へ上申する
管理職はほとんどが現場の管理で経営の仕事までをすることは少ないと思います。
得てして経営陣は現場をよくわかっていないで、経営陣も現場に口出ししてきて現場が嫌な空気になることもしばしば
特に新任の頃は経営的な知識が少なく、経営陣と話をすることができないかもしてません。
現場を守るためにも、経営陣に上申できるだけの経営の知識を身につけてください。
数字だけで評価しない
たしかに数字は重要です。何よりも数字が伴っていないものはダメなのかもしれません。でも、数字では表せれない仕事の評価もしっかり示すことが大切です。
結果に対するプロセスを評価してあげてください。
時代を読む
新任管理者は自部署だけでなく、外部に目を向けることも大切です。
外部から見た、自部署はどのように見えるか?外部はどのようなことをやっているのか?自部署に足りないことはなにか?しっかり整理してください。
それができれば、これからどのような方向へ自部署を進めるかが見えてきます。
他人のせいにしない
部下が成長しないのも、部下がいうことを聞かないのも、部下が結果を出せないのも、すべて自分のせいです。管理者はそういった役割です。
他人のせいにせずに責任は全て自分にあるという心構えが大切です。
まとめ
- 部下の成長を喜び、チームが成長するために配慮
- 部下を十分観察し適材適所に配置
- 外部へ目を向け時代を読む
- 数字に強くなり経営陣に上申
- 部下を数字だけで評価しない
- 全ては自分の責任だと思え