職場の人間関係で板挟み状態になっている人は結構いると思います。
職場の派閥が問題になっていることやもうすでに修復不可能な人間関係になっているのに、双方から相談されたりなど「もう一体どうしたらいいの?」そんな風に思うことありますよね。
職場の修復不可能な派閥に板挟みになった私の体験談
板挟みになったときの対処方法
今回は、職場の修復不可能な派閥に板挟みになった私の体験談をお話しします。
結論:広く浅く八方美人はダメ
Contents
職場の修復不可能な派閥に板挟みになった私の体験談
私が主任だった頃の話です。同じ部署には100人くらい職員がいました。問題の派閥は部長派と課長派です。
部長派は主任2人と多くの部下が所属していました。課長派は主任1人でできる部下を少数従えていました。
関係性が修復不可能になった理由は、あるプロジェクトでのコンペで企画案のネタをパクったなどのことがあったようです。
それでプロジェクトは課長派が進めることになりましたが、部長派はもともとは自分たちが考えたアイディアであると主張し続けて亀裂が生じていました。
わたしはどちらの派閥にも所属することなく、中立の立場で双方からの意見を聞かされました。
そんな日々が数ヶ月続いていくに連れて、どちらにもつかない私に派閥争いの怒りの矛先が向くようになってきました。
そして、職場では徐々に孤立するようになりました。そんな様子をみて誰も寄り付かなくもなりました。
私は職場で孤立していた状況を打開しようと幾つかの対処方法を自分なりに実践しました。
職場の派閥に板挟みになったときの対処方法
広く浅く付き合う八方美人はダメ
職場で板挟みになっている状態は、双方の意見を汲み取ろうとしている状態です。
あなたが管理者が社長であればそういったことは可能かもしれませんが、まだ力や権力が無い状況ではまず難しいでしょう。
結局はあなたの立場が悪くなり孤立します。
最終的にはどちらかの派閥に属することを念頭に置きながら状況を分析していきましょう。
とりあえず頷いき同調して分析する
ひとまずは、双方の意見を聞く姿勢を見せることは大切です。
どちらの派閥にも属していない初期の頃には、自分を仲間に入れようとしてきます。
話を聴きながらどちらの方が力があるのかを分析しましょう。ここで注意したいのが、どちらの意見が正しいかではありません。
どちらの派閥の方が将来性があるのかを分析しましょう。
どちらの意見を優先するか決めておく
中立な意見でいることが一番危険な状態です。将来性がある方の意見に賛同することが基本です。
ただ、あなたがある程度意見を通せる立場やポジションであれば、派閥の将来性だけでなく、会社の将来性を考慮しておくこともポイントです。
今後派閥のトップとして、牽引しなくなる時に会社へのメリットが少ない意見は通しづらくなり長い目で見れば派閥の力を失うことになります。
派閥内で圧倒的ポジションを確立する
上記の分析を行ったのちにどちらかの派閥に属しておきます。
そこから派閥内で圧倒的な権力を握れるように力をつけていきます。誰も逆らえないほどの知識、技術、影響力を身につけることです。
自分の意見を通せるポジションまでのし上がりましょう。まずは力をつけ偉くなるところまでしたたかに、、、
面倒なので逃げる
最終的にはどちらかの肩をおたないといけなくなり、どっちにもつけなくなったら諦めて逃げましょう。
人間関係を修復することはそんなに簡単なことではありません。派閥争いの長い歴史があるようであればなおさらのことです。
そんな職場では人間関係や派閥を改善することに時間を費やしても意味がありません。
だって仕事のスキルが上がるわけでもないし、給与が上がるわけでもありません。
ただの人間関係の問題なのです。だから、退職して転職することをおすすめします。
まとめ
職場で派閥の板挟みになったら、派閥双方の意見を聞く姿勢を見せましょう。
でも、いつまでの八方美人ではなくどちらの派閥に属する方がメリットがあるのかを分析しましょう。
そして、派閥内で自分の主張を通せるポジションまでのし上がりましょう。
派閥に属することができずに、もう既に孤立して身動きがとれなくなったら逃げましょう。
退職や転職は悪いことではありません。