転職するときの企業・業界研究はめんどくさいですよね。でも、企業・業界研究にしっかりと時間を割いて自分の納得いくまで考え尽くさないと、転職後に後悔することになります。
ですから、企業・業界研究は、めんどくさいと言わずにしっかりとしていきましょう。
転職での企業・業界研究のポイント
企業・業界研究でオススメのツール
今回は、転職で企業・業界研究がめんどくさい人へ情報収集のポイントについて解説していきます。
Contents
転職時の企業・業界研究の方法
企業や業界の情報収集はもちろん大切な作業です。
業界業種をイメージで捉えるだけではなく、自分なりに納得がいくまで勉強しましょう。
「応募する企業の業界での位置は?」「これから成長していく分野なのか?」など業界の動きを理解しましょう。また、「仕事内容」「雰囲気」など自分への適合も分析しておく必要があります。
転職エージェント
転職エージェントとは、厚生労働省から認可を受けた斡旋を目的とした会社です。正式名称は「有料職業紹介事業」といいます。「人材紹介会社」「人材バンク」ともいわれます。
転職希望者のキャリアアドバイスや個々の希望に即した企業を紹介してくれます。転職希望者一人ひとりにつく専任のキャリアコンサルタントと考えてもらうと良いでしょう。
転職エージェントを利用するメリット
無料で転職活動の0〜10まで全てをサポートしてくれる。
あなたのキャリアをプロの視点で分析してくれて、才能を見出してくれる。
転職エージェントを利用するデメリット
凄腕のエージェントだとセールストークに乗せられて、不本意な転職を断れない
案件が少ないと適性に合わなくても進められることも、、、
エージェントの仕事なので、お客さんが転職が決まれば成果となるわけです。なので、転職が多く決まれば成果となることを忘れてはいけません。
あくまでもエージェントは、アドバイスをしてくれる人であって、あなたの転職先を決まる人ではありません。最後に決断するのはあなた自身です。セールストークなどに振り回されないように注意しましょう。
とはいっても、無料で転職活動を0から10までサポートしてくれるのは、本当に心強いですよね。なので、2・3社の転職エージェントに登録しておくことをオススメします。
担当のエージェントの中で相性の良さそうな人を選ぶのが賢明な判断でしょう。
優良な求人情報が集まる転職サイト・エージェント
1.マイナビジョブ:20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント。キャリアカウンセリングで求職者の適性を見た上で求人紹介。 求職者自身で転職活動をするよりもミスマッチを防ぐ。20代・第二新卒にはオススメ。
2.doda転職エージェント:「なんせ転職自体がはじめて」「周りにも転職経験者いない」「転職が不安!でも転職したい!」そんな人には、dodaがオススメです。
3.JACリクルートメント:各業種専門のコンサルタント800人が求人の詳細や仕事内容などを提供してくれ安心。ミドル世代や管理職クラスには、JAC-Recruitment一択だと思います。
SNSの活用
転職において、SNSを活用して情報収集するのは今の時代当たり前になりつつあります。
twitter・facebook・linkedin・google+・Instagram
特にfacebook・linkedinの2つが企業採用ページが豊富です。
口コミサイト
口コミサイトで職場環境などの情報を集めることもできます。ただ、匿名での投稿ですので好き勝手に書くことができるので、ネガティブな情報が多かったりします。
すべての情報を鵜呑みにしてしまうと、頭の中が悪い妄想でいっぱいになってしまいます。あくまでも参考程度に考えておくことをオススメします。
コネクション
コネクションは、一昔前はよく聞いた言葉ですが、最近はあまり聞かないですよね。コネクションはあまり良い印象がないのではないでしょう?
「人の繋がりだけで転職したりするのはずるいし、、」とかって思いますよね。
でも、コネクションがあればリアルな現場感のある情報を入手することができますので、なによりも信ぴょう性のある情報を得られます。
もし、企業や業界にコネクションを持っているならば、積極的に活用した方が良いでしょう。
番外編
会社案内・入社案内をもらう
企業で出向きサービスを受けてみる
会社四季報(日本国内の全上場企業について、特色や業績、財務内容、大株主、役員、株価動向などをコンパクトに網羅した企業データブック)
会社年鑑(一定の信用基準を満たした全国の有力・優良14万社の最新企業情報を収録)購入すると高額なので図書館などで調べることをオススメします。
実際に企業で出向いて案内を受けたりしてみると、現場感を感じ取ることができるでしょう。
サービスを受けることで「教育」「サービスの質」だったりと手触り感のある情報を入手することができますね。
また、会社四季報や会社年鑑は投資家などが情報収集するために活用するツールです。これから伸びそうや業種や企業を判断するためのものです。ただ高額なので、図書館などをみると良いでしょう。
絶対に避けたいブラック企業の特徴と判断基準
企業・業界研究で見るべきポイントで忘れてはいけないのが、ブラック企業かを判断する材料です。
企業研究では、まずはブラック企業は除外できるようにしておくことが重要になります。
ハラスメントの横行
ワントップ経営
社内に監視カメラ
現場に権限がない
長時間残業
賃金が不安定
公私混同
休みが取れない
厳しすぎるノルマ
離職率・定着率
平均年齢・平均勤続年数
有給の取得率
訴訟の有無
福利厚生・優待制度の有無
女性管理職がいるのか?
口コミサイトの批判
常時募集しているか?
求人募集に細かい文言があるか?
まとめ
企業・業界研究にしっかりと時間を割いて自分の納得いくまで考え尽くさないと、転職後に後悔することになります。
今回は、企業・業界研究に必要な情報をまとめました。伸びそうな企業・業種を見定めるためのツールをしっかりと活用していきましょう。
その際、ブラック企業だけは避けたいので、特徴や判断基準は頭の中に入れておきましょう。
企業・業界研究をしっかり行い切ることが、転職活動には大切な作業になります。