他人に相談できず、一人で悶々と悩み我流で進める人っていませんか?
誰にも相談せず、上司にも「報連相」ができない人っていませんか?
そんな疑問を解決します。
他人に相談ができない人っていますよね。その人が「したくないのか?」「できないのか?」そこらへんの心理についてもよくわかりませんよね。
今回は、他人に相談できない・したくない人の心理がどんな心理的特徴があるのか?他人に相談できない人への対処方法について解説していきます。
Contents
他人に相談できない人の心理的特徴
相手を過剰に気にする
相談すると「相手に迷惑をかけるのではないか?」「嫌われるのではないか?」など相手の負担を意識し過ぎてしまいます。
また、相談しても有益な情報がもらえないのではないかと感じることもしばしば、、、
自分だけが苦しいと思い込む
人間誰でも悩みはありますが、自分一人だけが悩んでしまい苦悩していて、他の人は違うと考えてしまい孤独になっていることがあります。
人間は不完全であり、間違いを犯すし、弱い生き物です。誰もが共通する悩みがあることを理解できません。
一歩引いて自分を見ることができず孤独になり、誰にも相談ができない状態になります。
できない自分を知られるのが怖い
他者に相談するということは、できない自分を晒すことになります。自分の中の出来る自分を否定することにもなります。
相手に自分の弱みが伝わることで、肯定的な自己像への脅威と捉えてしまいます。
自己開示をする心理的ストレスも加わり、自己隠蔽をする傾向にあります。
より一層相談することはできなくなります。
自分は誰よりも価値ある人だと思い込んでいる
多かれ少なかれ自分には価値があると人は考えます。
しかし、自己への価値意識が過剰になると、他者を低く評価することで自己の優位性を保とうとしてしまいます。
自尊感情が大きくなっている状態では、他者を卑下するため、対人場面で不適応になります。
独りよがりになり孤立している
自分は誰よりもできる。その自信は誰しもが持っているかもしれません。
しかし、それ組織に押し付けることは少々違います。
組織から求められるのであればまだしも。
独りよがりで孤立している状態では、もう誰にも相談できないでしょう。
他人に相談できない人への対処方法

失敗は誰もが経験することだと考える
人に助けを求めると言うことは、自分のできない部分を他人に教えていると同じことです。
なので、できない自分をさらけ出すことができない訳です。
特に他人からの評価を気にしている人であればなおさらできないでしょう。
でも、一つの物事ができるようになるには、失敗は必ずつきものです。
失敗をさらけ出す勇気がなければ成長もできないと考える必要があります。
何事にも簡単な道などない。失敗に失敗をして初めて成功がある。なので失敗をしなくてはいけないが、失敗をどうやってするかが大切。死ぬほどインプットしてそして挑戦して失敗する。これの繰り返しでしか成功はしない。ただただ挑戦して失敗しても成功はなし。
— もりだい (@moridai1104) March 19, 2020
他人を利用して時短
組織に在籍していると人間関係が大変ではありますが、それだけ多くの人の経験値がある訳です。
その経験は自分一人では学ぶには膨大な時間がかかります。でも組織に属していればその経験を簡単に得ることができます。
他人に相談したり、助けを求めるだけでその経験値を吸収できる訳です。そんなにコスパが良いことはありません。
他人を利用することは人生にとって得であることを理解しましょう。
自分自身をケアする
セルフコンパッション
困難な状況において、自己をケアの対象と捉え、苦痛を緩和させるため、思いやりの気持ちを持って自己に接すること(Neff,2003,2009)
セルフコンパッションが高い人の特徴
自己批判せずに、自己に心優しく接することができる
つらいことを自己のみに生じると捉えず、自己の不完全さを人として有する他者との共通性と捉えることができる
ネガティブ感情や直面している困難に過剰に反応せず、それらを心の中でバランスよく捉えることができる
自己開示に抵抗がなく、他者へ援助要請ができる
まとめ
他人に相談できない・したくない人の特徴は、他人を意識しすぎていることや自己防衛であることが多いです。
他人へ相談することは自分の弱みを見せることではありません。
他人へ相談する方が人生にとって明らかに得になります。他人を積極的に利用していきましょう。
自分自身のケアすることを高め、こんな時にも自分一人でなく他人へ相談しながら解決していく能力を見につけましょう。