仕事をしている多くの社員がいる組織ではいろんな人がいるなあーと感じますよね。
「ガツガツ仕事をするタイプ」や「淡々とこなすタイプ」
「上司に対して提案をするタイプ」や「イエスマンで上司の言いなりのタイプ」
実は組織には「イエスマン」が蔓延してしまうリスクがあるんです。
そして、イエスマンで固められた組織は崩壊します。
今回は、イエスマンだらけになってしまう原因とイエスマンだらけにならない組織運営の方法を紹介します。
Contents
イエスマンだらけが組織を崩壊する理由
上司からすると、聞き分けの良い職員で優秀な職員であるように感じますが、組織にとってはあまり良い結果を生みません。
会社組織は多くの人材によって成立します。トップは全体のマネジメントとクリエイティブな作業を求められる場合があるでしょう。
自分の言うことを聞く部下ばかりでは自分の想像以上の仕事はできませんし、自分と相反する考えが出てきません。
その状態では、組織としての成長が難しくなります。
自分達の仕事が上司にとってどう映っているのか?上司の考えと合っているのか?上司には…
全ての主語が「上司」や「社長」になってしまいます。これでは、仕事が楽しいものではないですしやりがいなんて生まれないでしょう。
生産性も落ち、結局上司だけをみて仕事をしている状態なので、
もうすでに会社組織ではありません。
なぜ、イエスマンだらけになるのか?
上司やトップが独裁型
上司やトップの考え方が組織の絶対的ものであると言った風土では、部下からの提案は起こりづらいです。そうなるととりあえず「はい」と言ってその場を凌ぐ職員が多く発生していきます。
上司の方針や考え方が間違っていたとしても、誰も上司に対して提案や忠告をするものは居なくなります。
上司としては自分の言うことに反発をしない部下たちなのでやりやすいですよね。
トップと同じ思考の人ばかり
上層部の顔ぶれを見てください。みんな同じ考え方の人だらけではないでしょうか?
トップの人事が自分と似た考え方の人で周りを固めると、自然とイエスマンだらけになってしまいます。
イエスマンしかいない職場を変える方法
定期的に上司へ上申してみる。
職場風土が上司への提案があまりない職場においては、いきなりするのはリスクがあります。
はじめは上司との日常会話から始めると良いでしょう。
徐々に慣れてきたら、少し仕事の話をしてみます。会話の合間に自分の考えを言ってみましょう。
中間管理職を味方につける
中間管理職は部下と上司の橋渡し役です。中間管理職に部下の要求が理解されれば、上司に掛け合ってくれる可能性があります。
また、中間管理職を味方につけることで一対一ではなくなります。
権限のない部下が直接上司に上申することは一定のリスクを伴います。中間管理職と一緒に上申することで部下の要求を聞いてくれる可能性があるでしょう。
独裁的な性格の上司は変わらないものと考える
「上司が悪いからもうここではどうすることもできない」と考えてしまい、イエスマンだらけになってしまいます。
上司の理解なんて得られるわけもないですし、上司の性格や考え方が変わることもないと考えましょう。
相手の変化を期待するのではなく、こちらの対応策を変えて相手の変化を見てみましょう。
きっと、糸口が見つかるはずです。
まとめ
イエスマンだらけが組織を崩壊する理由は、全ての主語が「上司」や「社長」になってしまう。
イエスマンだらけになってしまう原因は、①上司やトップが独裁型 ②トップと同じ思考の人ばかりで固める
イエスマンしかいない職場を変える方法は、①定期的に上司へ上申してみる ②中間管理職を味方につける ③独裁的な性格の上司は変わらないものと考える